取次発表 書籍ベストセラーランキング(7月23日)
今週の取次発表による書籍ベストセラーランキングです。
【日販調べ総合週間ベストセラー(7月23日)】
4 一〇三歳になってわかったこと 篠田桃紅/幻冬舎
7 聞くだけで自律神経が整うCDブック 小林弘幸/アスコム
9 絶歌 元少年A/太田出版
10 ブロード街の12日間 デボラ・ホプキンソン、千葉茂樹訳/あすなろ書房
週間ベストセラー | ベストセラー一覧 | 日本出版販売株式会社
【トーハン調べ総合週間ベストセラー(7月22日)】
3 一〇三歳になってわかったこと 篠田桃紅/幻冬舎
5 人生ほの字組 EXILE NAOTO/LDH
6 絶歌 元少年A/太田出版
9 遊☆戯☆王キャラクターズガイドブック 高橋和希作、ジャンプ編集部/集英社
10 ファイアーエムブレムifファイナルパーフェクトガイド 電撃攻略本編集部/KADOKAWA
今週のランキング、1位と2位は日販、トーハンともに同じ。『火花』はまさしく芥川賞効果だろう。増刷に次ぐ増刷で124万部まで届く見込みだそうで、2015年を代表する大ヒット小説となっている。
直木賞を受賞した東山彰良の『流』は日販で6位、トーハンで4位となっている。直木賞発表の際に高く評価された作品で、注目度は高い。作者の東山氏は台湾生まれ日本育ちの台湾人。「このミステリーがすごい!」出身の作家だ。
日販10位にランクインした『ブロード街の12日間』は昨年11月に発売された小説で、150年前の史実をもとにつくられているという。テーマは「感染症」。なぜこの本が売れているのか調べてみたところ、2015年中学生課題図書に指定されており、おそらく夏休みの読書感想文で選ぶ中学生が多いからだろう。確かにおもしろそうだ。
〔20150723〕